恋愛奥手男子の生態が見える【建築学概論】
最近韓国の魅力を
少し理解してきていたつもりだったけど
昨日の晩
それは確信的なものになりました。
韓国映画を観ました。
【建築学概論】という映画です。
ざっとあらすじを話すと
建築家のスンミンという男性のもとに
ソヨンという女性が仕事の依頼で訪れます。
彼女は15年前
同じ大学に通っていた
スンミンの初恋の相手でした。
ソヨンの依頼を受け
新しい家を建てていく現在の2人ストーリーと
大学時代の2人の思い出のストーリーが
同時進行で流れていく映画です。
注目して欲しいのが
大学時代のスンミンの奥手っぷりです。
(大学時代のスンミン。途中からジャルジャルの後藤にしか見えなくなってしまった。)
彼は大学で出会ったソヨンと
いつしか行動を共にするようになり
どんどん惹かれていきます。
(大学時代のソヨン。スジが演じてます。)
ソヨンの行動や言動に
一喜一憂するスンミン。
そのスンミンの姿に
恋愛奥手男子は絶対に共感するに違いない!
女性特有のあの雰囲気
ありゃなんだ?
視線にしても
言葉にしても
そのひとつひとつが
僕という人間を試してきてる様で
ハラハラドキドキ。
もうずっと大喜利状態。
言葉が良くても
タイミングを外すせば意味がない。
"くそ、もっと気の利いたセリフあったな"
"あの時のあの表情は何を意味するんだ?"
にも関わらず
どこか飄々とした雰囲気。
わ、わからん。。
オンナは何を考えているのだ。。
失礼。
少し脱線しましたね。
僕はすぐに感情移入してしまうタチなので。。
映画の中で
眠ってしまったソヨンが
スンミンの肩にもたれかかるシーンがあります。
"Is this the real life?
これは現在?
Is this just fantasy?
それとも幻想なのか?"
ボヘミアンラプソディ状態の出来上がり。
こんな自分に
あの子がもたれかかってきた
現実なわけない。。
でも肩に感じる温もりは嘘じゃない。
その温もりに戸惑うだけの
ジャルジャル後藤。
もう逃げ出してしまいたい気持ちと
ずっとこのままでいたい気持ち。
おい女子ども。
これはかなり効くぞ。
しかし
好きでもない男にやるのは
ご遠慮願いたい。
地獄だ。
あと脈のない男性に仕掛けるのも
やめた方がいい。
きっと嫌われる。
しかし結局
2人は結ばれることなく大人になります。
そして大人になっての再開。
大人のソヨン美し過ぎる。
大人のスンミン
奥手男子だったのが嘘の様に
無神経になってる。。
このスンミンのギャップには
少し違和感を感じましたが
韓国映画にはよくあるという
あり得ない展開はなく
自然な流れで僕は大好きな映画です。
懐かしい恋の感覚を思い出したい方に
ぜひおススメしたい映画です!
侮れんぞ。
ろじを