おっぱい
男はおっぱいが好きだ。
おしり派かおっぱい派か、なんていう血で血を洗うような議論も幾度となく繰り返されてはいるが
(パッと見、下の絵がおっぱいに見えるか、おしりに見えるかであなたの派閥が分かるといわれている。知らんけど)
基本的に「おれおっぱい無関心なんだよねぇ」なんていう男子はいないと断言できる。
(もしいるのなら、そいつはきっと悟りの境地に達した何かしらの宗教の教祖である)
でもなぜおっぱいは魅力的なのか。
諸説あるが、イギリスの動物学者デズモンド・モリスの説が有力らしい。
『サルから人間に進化し、二足歩行が始まった際に、これまで赤くなることで発情サインを出してきたおしりよりも、さらに目立つ場所に性的アピールを示す器官が必要だった』
なんじゃい結局男子皆おしり好き説あるぞ。
おしりから始まってるじゃねーか。
とにかく、おっぱいが魅力的なのは動かぬ事実である。
しかしここで新たな問題が生まれる。
『男子結局巨乳好き』という問題である。
これはよく女性から浴びせられる文言である。
まず答えから言わせてもらうと
否!
高校生の頃、いきなりモノボケを求められ、とっさにそこにあった道具で「おっぱい!」と叫び、すべり倒したあげく数か月『おっぱい星人』という不名誉なあだ名をいただいたことがあった。
まぁ僕の力不足なのは認めるが、嫌だったのはその『おっぱい星人』という言葉に含まれた意味だ。
『おっぱい星人』
大きいバストが好きな男性
ここではっきりさせたいが、僕は巨乳好きではない。
どんなサイズの女性もこよなく愛する
『おっぱい紳士』である。
あまり胸の大きくない女性に風当たりの強い時代があった。
そんな女性にそっと傘を差し伸べるのが『おっぱい紳士』なのである。
今でも「どうせ男は巨乳好きなんでしょ」と吐き捨てる女性がいる。
ここで、それは違うとどう説明してもなぜか聞く耳を持ってくれない女性が多い。
溜息をついて目が死んでいる。
(これは日ごろから冗談で「貧乳!」などとはやし立てる男どもの責任だ。だいたい「貧しい乳」だなんて名前も失礼である。「全力少女」とかどうだろう?)
人は自分に足りないものに目が行きがちだし、否定的な他人の言葉をよく記憶に残してしまいがちである。
しかし 何事もそうだが「捨てる神あれば拾う神あり」というように、あなたの魅力に気づいている者もちゃんといる。
(大きな胸でしか興奮しない男も慎ましい胸でしか興奮しない男もいるのだ。そして僕は紳士。)
あなたはちゃんと魅力的であるのだから、胸を張って生きていってほしい。
fromおっぱい紳士