ストレスケアカウンセラー学生の頭の中

僕が薬をやめた時の話し 【断薬、離脱症状】

 

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双極性障害という病名での治療が始まり

僕は"オランザピン"という薬を服用しました。

 

 

この薬の副作用で1番嫌だったのが

激太りしたことでした。

 

これはイカンと思いダイエットを始めましたが、体重はなかなか減らず。

 

ある時、医者に相談なく

勝手に薬を飲むのをやめました。

 

これで運動すれば痩せられるだろうと思ったのです。

 

薬をやめて3日目あたりから

頭の奥の方がキンキンと痛み始めました。

 

その痛みは日に日に激しくなり

1週間ほどで僕は耐えられなくなりました。

 

そして再び薬を服用しました。

 

すると嘘のように頭痛が収まりました。

 

これは、長年服用を続けた薬の服用をやめた時に起きる"離脱症状"という症状の1つです。

 

"離脱症状"

精神作用のある物質を繰り返し、あるいは長期間にわたって大量に使っていた人が、その物質をやめようとするときに生じます。単独の症状というよりは、「依存症候群」にまつわる症状の1つにあたります。なお、使用していた物質の種類や量によって、症状の度合いは変わります。同じ種類の薬物でも、短時間作用のものは長時間作用のものよりも離脱症状が表れやすい傾向があります。しかし、より長期作用のものは、離脱症状が長く続く傾向があります。つまり、効果の持続が長いものほど、中断・減量してから離脱症状が表れるまでの期間が長くなり、症状が長く続くのです。

 

 

何のための薬なのか分からなくなりました。

 

僕にとってはもはや頭痛薬でしかありませんでした。

 

薬の副作用で生み出された頭痛を

その薬によって抑えている。

 

麻薬と変わらないように思えて怖くなりました。

 

しかし太っていることがかなりのストレスとなっていた僕は、担当医に相談してみました。

 

「ではお薬を変えてみましょう。

以前使用したことのある"エビリファイ"というお薬に戻してみます。この薬には体重を増加させる副作用は@×¥○%°〆...」

 

いや、 

 

このエビリファイという薬の副作用にどんだけ苦しめられたか、、

 

以前にもブログで書きました。

 

rozio-ikikatasanpo.hatenablog.com

 

この時、僕の中である可決がされました。

 

自分で薬をやめてやる。

 

本当は良くないのでしょう。

 

ネットでも勝手に断薬することの危険さを説いた記事をたくさん見受けます。

 

しかし、僕の意思は揺らぎませんでした。

 

ダメならダメでいい。

 

もう一度やってみよう。

 

過去に断薬した時はいきなりやめたのがいけなかったのかもしれない。

 

そう思った僕は2つの方法で断薬することにしました。

①まるまる1錠飲むのではなく、1/2錠に減らす。

②飲んだ日の間隔を空ける。

③慣れてきたら薬を1/4錠に減らし、飲んだ日の間隔も広げていく。

 

メモ帳に当時のその記録が残っています。

 

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結果的に

僕は2か月ほどで断薬することに成功しました。

 

かなり早い時間での断薬成功だと思います。

 

断薬をして

体重もみるみる落ちていきました。

 

全ての薬を否定するわけではないけど

僕には"オランザピン"や"エビリファイ"などの薬はフィットしませんでした。

 

現在は一切薬を服用していません。

 

生活習慣や食事の見直し、運動することでかなり体調は改善されています。

 

うつで薬を服用してもいい状態が得られない人は、これまでの習慣や考え方、生き方を見直す良い機会だと思います。

 

そこから新しい生き方を発見することができるかもしれません。

 

ろじを